めげそう

三日坊主

雑学王になろうかな

世の中の人間をざっくり「いろんなことに割と興味がある」人と「いろんなことに割と関心がない」人に分けてしまった場合、わたしは間違いなく前者なんだけど、あまりに思考が浅すぎるせいですぐ違うことを考え始めてしまう。だからわたしは研究者向きではないと思います。

まあそれはともかくとして、そう、いろんなことに興味津々なんですよわたしは。実はね。だから、わたしと仲がいい人たちはすぐに「これって何やろう」「どういう意味やと思う?」とわたしに尋ねられることになります。申し訳ない。
考えてることすぐに口に出しちゃうんだよね。なんだこれって思ったら何これって言っちゃう。バカなのかもしれない。

そう、話を冒頭に戻して、わたしはいろんなことに興味がある。これは本当です。でもすぐ違うこと考えちゃうから、疑問を抱いてもそれの結論まで至らないことのほうが多い。
そうだなあ、例えばの話なんですけど、前もちょっと書いたかなあ、イヤホンをしてるときの音の聞こえ方って屋内と屋外で違う気がするの。これって本当に違うのか、それとも今の季節の室内室外の湿度とかそういう要因のせいなのかなあとか、はたまためちゃくちゃ気のせいなのかなあとか、考えるときもあるんですよ。でも結局それをどう調べたらいいのかわからないから手付かずのまま違うことを考え始めてしまって(おなかすいたなあとかね)、ほんでまた次アレって思うまでそれを放置してしまう。それの繰り返しです。中にはもうそのまま二度と思い出されずに忘却の彼方にいってしまったものもあるんだろうなあ。そう思うともったいないですね。世紀の大発見かもしれないのにね。

この話を書き始めたのも何かをぼや~っと考え始めて、あーなんかわたしいっつもこういうこと考えてんなあ、と思ったことがきっかけなんですが、そのきっかけになった考え事の種がなんだったのかもう思い出せない。記憶力が最近やばい。

物知りか無知かでいうと無知なんですけど、そのおかげでいろんな楽しい話が聞けることはよいことですよね。結果的に物知りになれるかもしれないしね。

世の中は広いからそりゃあその中には生き字引的ななんでも知ってる人もいるかもしれないけど、基本的に物知りって言っても各物知りごとに得意ジャンルがあると思うんですよ。歴史めっちゃ得意な物知りとか、物理めっちゃ得意な物知りとか。いやわたしなんかはせっまいコミュニティで生きてるから、まあ物知りのジャンルも偏るわけですけど、でもおんなじ歴史物知りマンの中でもさ、中国の歴史にめちゃ詳しいマンとか、幕末の歴史にめちゃ詳しいウーマンとかが、いるわけじゃないですか。やっぱり好きなことには詳しくなるんだろうし。好きだから知りたいし、印象的だと覚えちゃうしさ。
あーでも広く浅いタイプの物知りくんもいるんだろうな。広く深くタイプもいるのかも? そもそも物を知ること自体がめちゃくちゃ好きな人がいたっておかしくないですよね、地球広いしね。

ちなみに恋人は歴史割と詳しい(というかお好きなんだろうな)人だけど、社会常識とかあとたいていのスポーツのルールとかはわたしよりも知ってるから、ていうかわたしの知らないことを彼はだいたい知ってるので、なんでも訊いたら答えてくれます。それからあの人はとっても素直なよい子だから、知らないことは知らないっていうし、調べてくれたりもします。やさしい。

いいなあ、わたしも何か特技がほしかった。今からでもなんか習得すりゃあいいんでしょうけどねえ、何の物知りになろうかな。やっぱりことわざ? 割と好きなんですよ、故事成語とかあの辺。ちっちゃいころことわざ辞典を読みふけっていたような、そうでもなかったような……。
中学生ぐらいのときにね、「あなたは難しい言葉を話すよね」って褒められてないトーンで言われたのがめちゃくちゃトラウマというか、引っ掛かりでして、だから今ふつうに喋れる環境めちゃくちゃありがたい。語学レベルがいっしょってすごい!(?)

どんどん話がずれていくなあ。
まあでもね、わたしが何だこれ? どういうこと? って思うじゃないですか、ほんで近くの誰かに尋ねるじゃないですか、だいたいすぱっと答えが返ってくるので、わたしは世紀の大発見できないと思います。わたしが単に無知なバカという可能性が出てきたな。あーやだやだ。