短い曲が好きなのかもしれない。
何事も終わりが見えないことが苦手なので、映画のあらすじもあらかじめ知っておきたいし本も読み始める前にあとがきが何ページから始まるか確かめておきたい人種なのだけれど、この理論でいくと高校のとき絶対好きになると思って聴き始めたBUMP OF CHICKENにあまりハマりきれなかったことも合点がいくのだ。
しっとりじっくり聴かせる曲よりもすかっと明るくあっという間に終わる曲の方が好きだから(もちろんバンプにもそういう曲あるんだと思うんだけど、バンプ好きな友達に勧めてもらう曲はだいたい長い。6分とかある)、1曲1曲が長くてしっかりしているアーティストを聴いていると、疲れる。疲れるというか、最後まで聴けない。
最近勧められたフォーリミがすっと自分の中に入ってきたのも、ズーカラデルをひたすら聴いてられるのも、スピッツの長めのバラードを気持ちによっては飛ばしてしまうことも、割とこれで納得がいく。要するに飽きっぽいのだと思う。どんどん次の曲にいく目新しさがないと、聞き続けられないのだ、たぶん。とんだわがまま女だ。
いやしかしものすごく納得がいった。
ちなみにフォーリミのteleportとanyとmedleyが好きです。ほかの曲も好きなんだけど、この3つをよく聴いている。ちょっと見たら全部3分足らずの曲で、いよいよ信憑性を帯びてきたな。集中力の限界が3分なのかも。
