めげそう

三日坊主

書いてるうちに落ち込んできた


引きこもり始めてから体調がすこぶる良い。

いや6月からずっと引きこもってはいるんです。いるんですけど。
それでも大学の講義とか、公務員講座とか、実験とかライブの練習とかライブとか色々諸々に追われていて、(行ってはなかったけど)行かないといけなかった。
それをね、諦めたんですね。

わたしは講座には行かない。実験もしばらくはお休みをもらいました。
当面ライブもない。本当は明日から夏合宿があるけれど、それも行かないつもりです。

何もしたくないんです。できない、体が重くて、気も重くて、苦しい。
がんばらないといけないことはわかってるけど、怖くて一歩も動けない。そんなことあります? きっと甘えてるだけなんだろうな。
恋人は優しいです。わたしが講座に行かなくなってもわたしのことを責めない。お風呂に入らなくたって責めない。内心どう思ってるかはわかりません。きっと好ましくは思っていないだろうな。でも何も言ってこない。何も言わずにじいっと顔を見られるのが苦しいこともあるし、諸々大変な用事を済ませてくたびれて帰ってくる恋人を迎えるのが怖いこともあります。
でも責められないだけでずいぶんありがたい、別に今まで誰に責められてきたわけでもないけど。

人に会わない、のが、こんなに楽だなんて思わなかった。
友人の中には「何日も引きこもっていたら気が滅入ってしまった」という子もいるけど、わたしはどうやらそんなことはないらしい。わからないけど。単に限界点がわたしのほうが上なだけかもしれません。

ゼミの教授や院生さんと話すのは楽しい。無理に話さなくてもいいし、甘えていたら笑ってくれるから。
それがどれだけありがたいことか。

サークルの後輩たちはかわいいし、同期のことだって好きだけれども、求められることに対して応えられない部分が多すぎる。
悲しいです。それはゼミのことでも同じなんですけど。
けっきょくわたしは人より劣っていて、それを取り返せないままここまできてしまって、今まさに途方に暮れている真っ最中なんだろうな。

大学に入ったときの高揚感、自己肯定感は、ぜんぶ、割と全部どっか行ってしまいました。
1回生のときのきらきら笑っている自分、やりたいことは全部やろうって意気込んでいた自分、2年後がこんなていたらくでごめんね。


本当はがんばれる人でいたかった。努力を続けたかった。認められたかった褒められたかった周りを見返してやりたかった。
そうするだけの技量と努力と熱意と体力、どれもわたしにはなかったわけです。ははは。
自分を過信しすぎていました。今まで。ずっと。20年間。だめだったんです。全部。本当は。気づいてなかっただけで。

うっかり大学受験に成功してしまったがために、過剰な自信を持ってしまった。
うっかり、たまたま、運良くなんですよね、こんなところにいられるのは。無理な背伸びがたたって今ならば、無駄なことをすべきでなかった。

苦しい。苦しいです、本当は、ずっと。わたしが悪いんだ。親だってこんなことになるならこんな愚図でどうしようもない娘を高い金を支払って大学に行かせたり一人暮らしをさせたり公務員講座を受けさせたりさせてくれなかったと思います。
全部無駄にしてしまった。わたしがだめなせいです。
わたしがもっと頑張れれば、全部無駄になんてならなかったのに。

ずっと目をそらし続けていたけれど、ずっと前にわたしはドロップアウトしていたんですね。
人より劣っているのだから人よりずっと努力をしないといけなかったのに、それを怠った。休んでしまった。その時点でもう駄目だったことに、気づくべきだった。

誰に謝ればいいのかわからないけど、本当に、生きていてごめんなさいという気持ち。
本当にごめんなさい。


ほんとは夏合宿だっていきたかった。ちゃんと準備したかった。合宿がやりたくて宴会係になったんだ。これは嘘じゃない。苦しい、悔しい。なんでいけないんだろう。なんでいきたいって思えないんだろう。情けない、です。